縁起や願いから選ぶ

文様の意味と種類

ひとつひとつの文様に、願いがこめられています。贈る相手や、自分の願いに合う柄を選んでください。

吉祥文様(きっしょうもんよう)とは

幸せや長寿、繁栄など、よいことを願う意味を込めた文様のこと。お祝いの着物や婚礼の品、お正月の飾りなどに使われ、「縁起のよい柄」として受け継がれてきました。ここで紹介する6つも、すべて吉祥文様です。

青海波せいがいは
豊かさが続くように無限の波

重なり合う波に「豊かさ」と「無限」の意味を込めた吉祥柄。半円を重ねて、どこまでも続く波を表しています。終わりのない波は、穏やかな日々がいつまでも続くことの象徴でもあります。雅楽の演目「青海波」の装束に使われたことが、名前の由来とされています。

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ニュアンスカラー
クラシカルカラー
梅うめ
健やかであるように無病息災

厳寒に咲く梅は、春の訪れと生命力の象徴。寒さの残る季節に、ほかの花より先に咲くことから「松竹梅」のひとつに数えられ、元気に過ごせるようにとの願い(無病息災)が込められています。

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ニュアンスカラー
クラシカルカラー
南天なんてん
難を福に転じる魔除け

「難を転じて福となす」として、古くから魔除けの木とされてきました。「なんてん」の響きが「難転(なんてん)」に通じることから、災いを福に変える縁起物に。玄関先に植えたり、お正月に飾ったりと、今も暮らしの中で親しまれています。

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クラシカルカラー
銀杏いちょう
幸運を呼ぶ長寿・金運

樹齢千年を超えるほどの生命力。扇のように末広がりの葉の形から、運が開けていく縁起のよい柄とされます。秋を彩る柄としても人気です。

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ニュアンスカラー
クラシカルカラー
市松いちまつ
繁栄と発展子孫繁栄

二色の四角形が途切れずに続くことから、「繁栄と発展」の願いを込めた柄。江戸時代の歌舞伎役者・佐野川市松が衣装に使って広まったことから、「市松」と呼ばれるようになりました。

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ニュアンスカラー
クラシカルカラー
松まつ
末永く栄えるように長寿

冬も青々とした葉に「不老長寿」、ひとつの株に雄花と雌花が咲く姿に「子孫繁栄」の願いを重ねてきました。「松竹梅」の筆頭として、お祝いの席に欠かせない柄です。

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クラシカルカラー

文様についてのよくある質問

Q. 吉祥文様とは何ですか?

幸せや長寿、繁栄など、よいことを願う意味を込めた文様のことです。青海波・梅・南天・銀杏・市松・松は、どれも吉祥文様として親しまれてきました。

Q. 文様と柄、模様はちがうのですか?

ふだんはほぼ同じ意味で使われます。「文様」は、意味や由来のある伝統の柄を指すときによく使われる言葉です。

Q. 贈りものには、どの柄を選べばいいですか?

新しい門出や就職には繁栄と発展の「市松」、健康を願うなら無病息災の「梅」、これからの幸せを願うなら豊かさの「青海波」がよく選ばれます。迷ったら、贈る方の好きな色で選んでも大丈夫です。贈る場面やご予算から選ぶときは、ギフトのページもご覧ください。

Q. ニュアンスカラーとクラシカルカラーは、どうちがうのですか?

ニュアンスカラーは、やわらかく淡い色合い。クラシカルカラーは、鮮やかで華やかな色合いです。同じ文様でも、色によって印象が変わります。

Q. 文様の意味を、贈る相手に伝えられますか?

はい。柄の意味を書いた「文様カード」を付けています。どんな願いを込めた柄なのか、受け取った方にも伝わります。